「リラックス」と「α波の活性化」

α波は、いくつかの脳波の一つで、このα波が活性化することで、リラック ス状態になると、言われています。
α波は、心身の健康に良い影響を及ぼすと言われており、最近では能力開発や ストレス解消への効果が期待されています。

α波が活性化する状態は健康への道

脳波のα波の増加は、心の安定を保つホルモン「セロトニン」 と、細胞を活性化するホルモン「βエンドルフィン」の増加につながります。

α波の活性化により幸せホルモン・セロトニンの分泌が促され、ストレスの緩 和、精神の安定など、人に不可欠な一番大事なホルモンです。 昨今では、女性 の美にも多大な影響を与えるとして、セロトニンを分泌させる方法なども注目 されています。 自律神経の安定(交感神経と副交感神経の調整)にセロトニン は欠かせません。
もう一つの特徴は、脳波のα波が活性化(増加)状態になると、β-エンドル フィンいう重要なホルモンが分泌されます。 β-エンドルフィンは、私たちの 体に絶大な効力を持つ最強の痛み止め物質で、脳を活性化させ身体の免疫力を 高め、様々な病気を予防します。
脳がリラックス(α波増加)した状態では生命体が本来持っている自然治癒力 を発揮し、自律神経のバランスをとり、免疫力を高めることになります。
その効果は、植物なら通常の 3~5 倍生き生きとした状態を保ち、生体の表面 的な効果として、傷の治りが早くなったり、肌がきれいになったり、傷んだ細 胞が 再生するなど、老化酸化の防止にも役立ちます。
α波が引き起こす効果は、他にも、血行が良くなり、疲労回復や、快眠、整腸 効果や、集中力、記憶力、想像力アップの効果も得られるのです。
最近では、多くのスポーツ選手にα波トレーニングが取り入れられています。
また、妊娠中にα波が活性化することは、母子共にリラックスし、赤ちゃんの 成長にも良い影響を与えると言われています。
ということは、α波が多く出る状態を維持することは、健康を維持することに つながります。 

「ストレス」とβ波

いくつかの脳波のうちで、β波という「ストレス」を感じる時に多く出現する 脳波があります。β波は、仕事を成し遂げる緊張状態でも多く出現するので、 悪いだけの脳波ではありません。しかし長い緊張状態は、ストレスを起こしま す。
このストレスが長い間続くと、ノルアドレナリンや、アドレナリンというホル モンが過剰に分泌し自律神経のバランスを崩します。
これが免疫力の低下を招き、様々な病気の発生に繋がります。
ストレスが原因と言われている病気は、ガンや、高血圧、心筋梗塞などのほか にうつ病、更年期障害、不眠症、肩こり、腰痛など、多岐に渡ります。

下記の画像は第 3 者機でのFORESTA製品の脳波試験の結果です。
製品使用後は、ストレスや緊張状態を示すβ波の出現率が 減り、リラックス や心地良さを示すα波が 2 倍に増えています。